IQ69の医学部再受験

受験勉強や、日々のこと、たまには音楽の話しでも

まったく成長していない…

偏差値のことではないですよ。

まだ大丈夫です、まだ。笑

 

なにが成長してないかって、まぁ音楽に関係してることなんですけどね。

 

私、かつてはロック少年でして。しかも内にこもる感じの。

で、今は、ロック大人なわけです。

まだ、ロックおじさんとは言いたくないお年頃。笑

 

昔は、ロックキッズたちの例に漏れず、

ヒットチャートを賑やかすポップソングを好きな人達に対して、

まだそこ?という上から目線をしていました。

 

いやー!素晴らしくまっすぐに育ってますね、ロック少年として。笑

人としては、なかなかの社会不適合者ですが。

 

しかし、少年が大人になるにつれ、

ロックオタクだと思っていた友人が、日本語ヒップホップを掘り下げ始めるにつれ、

少年は、音楽の多様性を認める姿勢を身につけていったはずでした・・・

 

はずだったんですよねー。笑

 

友人Aを、仮にバブルスライム、略してバAとします。

※誤解を招かないように言っておきますが、

これは友人が毒をもっているというわけではなく、

スライムの次に出現するスライムがバブルスライムなだけです。

ドラクエⅢの世界観に基づく)

 

バAは、アコースティックなギターを弾きながら、さわやかさを聴衆に届ける

日本を代表するポップソングメーカーが大好きです。

ツアーの追っかけとかやってました、知り合った当初は……

 

 

まだ、そこ?

 

出ちゃったんですよねー。

自分の好きな音楽を聞かせて、良さを長時間語りましたよ。

拷問ですね。笑

 

すると、どうでしょう?

バAは、以前よりそのポップソングメーカーの音楽を聴かなくなったんですね。

 

私は、思いましたね。

 

新しい扉を開いたのだ!と。

いいことしたなーと。

 

 

 

時は流れ、最近の話。

 

私は、悟りスライムAと音楽の話をしながらご飯を食べていました。

お前いつもご飯食べてんな、と思うかもしれませんが、

食べることがすきなのです。

 

その時、新しい扉を開いた話をしたんですね。

 

すると、悟りスライムA邪悪な笑みを浮かべ始めたではありませんか!

 

悟A「それは、駄目ですよ、絶対。笑」

 

私「なんで?世界が広がっていいことやん?」

 

悟A「いやいや、好きな物否定しちゃ駄目ですって。」

 

私「えー、でも大学の時、自分しか好きじゃない音楽あって、

理解されんかったけど、俺はこれが好きだ!っていうてたよ。」

 

悟A「それは、ロックキッズだったからでしょ?笑

 私の大学の先輩で、ケンタでバイトしている後輩のノルマのために、

 クリスマスにチキンを買ってあげた、しかも、店にその後輩の姿が見えなかった

 のにも関らず、後輩を呼び出すことなく、黙って買って帰った善人がいまして。」

 

私「・・・・。(いやな予感がする)」

 

悟A「で、その先輩もバAと同じ音楽が好きでして。

 ふと、あるときに後輩が先輩が好きな音楽をディスったんすよ、間接的にですが。

 すると・・・、善人の先輩の顔が見たこともない形相になってですね。」

 

私「・・・(天津飯の大食べながら、悟り説法かよ・・・)」

 

悟A「いやー、人は好きなものを否定されると、こっちが思うよりも過敏に反応するもんですよ。」

 

私「・・・、では、いいことをしたわけではないと?」

 

悟A「はい、全く!笑」

 

その時、悟りスライムAは見たこともないくらいの笑顔で邪悪に微笑んでいました。

私は思いましたね。スライムの微笑みは、内面の邪悪さを隠すための、

アルカイックスマイルなんだと。

 

なんなんですかね?ほんと、正しいことって正しくなかったりするんだね。(哲学)

 

ごめんなさい、世の中には知られてないかもしれないけど、いい音楽があるって言いたかっただけです。

 

では、またー。